200113公開
甘々文字書き用ワードパレットより
触れる/心地/秘めた想い
短めです
晃人くんは俺のことをキラキラしている、なんて言うけれど、俺としては晃人くんの方がずっとキラキラしていると思う。
顔はかわいいし、黒い髪はサラサラしていて触れていて心地がいいし、未来が視えるというその緑の瞳は本当の翡翠のように美しい。宝石みたいに、それこそキラキラしている。
「あ、あの、御鷹くん?」
髪に触れる俺を見て、晃人くんは顔を真っ赤にして動揺している。本当にかわいいな。どうしてそんなに謙遜して生きているんだろう。
けれど、晃人くんが俺に触れられて困っているのは本意ではない。だから、ずっと秘めているこの想いを隠して、俺はいつものように振る舞うのだ
「あ、ごめんね、晃人くん。なんとなく、触りたくなっちゃって……」
困ったように微笑むと晃人くんもほっとしたように笑う。俺に想いを寄せられて晃人くんが困るのはいやだ。だから、俺はずっとこの気持ちを隠して生きていくのだろう。
200113
